センチュリー 飴色の記憶が 剃刀に変わる 広場の遊具は 色褪せて風化 砂場に水 トンネルを掘る そうだあの砂の量が ただ狭い全てだった 色とりどりの今を セピアに染まった過去は 知っているだろうか 憂うか 愕然とするか 赤が 多い 手首に滴る 精液 嫌いだったものを好きになったり 食べれないものを食べていて あんなに大好きだったものを 懐かしいと笑う でかくなったのは図体 心はどんどんかたくなる あの時の色は 今より 鮮やかだったはずなのに もう何一つ 思い出せないや あの時知らない色を 今は たくさん知ったはずなのに 何でかな あの時程 美しかぁないんだよ ← |