郷愁はノスタルジア


殺伐とした臓器が燃える
君に触れられた心臓が止まる
爛れた腸は地面を舐めた

幻に酔ってる
知らない君を想ってる
(俺の知らないところで
 どんな風に笑うの)

殴られた血が泣いた
君に触れられた脳が震えた
君の涙を舐めた

夢でずっと想ってる
知らない君を願ってる

君が居ない此所で
思い出ばかり綺麗だ
君にあげた
バラの折り方は忘れた
けれど君の声だけ
いやに覚えてる

結論は暴論だ
離別は拷問だ
(さよならだけは言わないで)

君が居ない此所で
俺の脳が震えた
君に殴られた血が泣いた